数十年大事にしまっておいた手紙は…

押入れの中に長いことしまってあった手紙。それは高校1年生の時に合宿に行った先で親から受け取った手紙。
普段一緒に生活している親から手紙貰うなんて照れ臭かったのを覚えています。親の方も何だかかしこまった言葉使いで書き辛かった感じもありました。
しかし、こんな物も大事な思い出と思って大事にしまい、また存在は分かっていながらも恥ずかしさから読まずにしまい込んでいました。

先日、何の拍子かその手紙を20年以上ぶりに開いてみたんです。こんなこと書かれてたんだ、と双方の若さにもびっくりしながら読みながらもふと違和感を感じました。
所々に妹の名前が書いてあります。しかも最後には「あなたが何日もいないからお姉ちゃんが寂しがるでしょうね」。
そうです、大事に取っていた手紙は妹宛てのものでした。しんみりとした気持ちが一転、可笑しくなって親に連絡し、無事に妹の手元に返却しましたが。

しかし、私宛の手紙はどこに行ってしまったのか。
いつの間にか持ち主が変わってしまって、ポイポイ捨ててしまう妹の元には何も残っていずに今更きちんとしてなかった当時をちょっとだけ悔やんでいます。